子どもを平等に扱わなければ、という過度なプレッシャーは必要なし!
複数育児のお母さんからよく聞くお悩みが「平等に扱えていない…」というもの。手のかかる子に多く時間を費やしたり、聞き分けの良い方に負担を掛けてしまったりなど、申し訳ないと思っているお母さんは多いようです。でも安心してください。実は子どもたち自身、お母さんに平等を求めているわけではありません。同じ「お母さんと一緒にいたい」でも、どう過ごしたいのかは子どもによって異なるのです。
さよなら平等、目指すは公平。ひとりひとりの満足のために平等を手放そう
平等とはそれぞれに全く同じ機会を提供することで、結果はそれぞれに異なります。公平とは同じ結果を得るためにそれぞれに合わせて異なる機会を与えること。それぞれに合う異なった接し方をしてこそ、お互いが満足できます。子どもにどうしたいか聞いてみたら、それぞれが全く違う答えを返すことに気づくでしょう。公平な育児とは子どもに寄り添う育児です。ひとりひとりの違う気持ちに寄り添うために、ぜひ「あなたはどうしたいの?」と聞いてあげてくださいね。
我が家では長女の定番は「お母さんとお風呂に入りたい」次女は「抱っこして絵本を読んでほしい」でした。聞いてみたら案外簡単!ぜひそれそれに聞いてみてくださいね!
むらたますみ
ライター歴8年。執筆したコラムは1000本を超える。著作「はなまるママがやっている実践子育て15のヒント」はAmazon電子書籍ランキング3部門1位を獲得。ママコミュニティ【言葉がけ育児】主宰。