できない時は手伝ってOK 。1人でやることではなく最後までやることが大事
2〜3歳で子どもが「自分で!」と言い始めると大変。上手にできなくて癇癪を起こしたりされると「もうしなくていい!」と取り上げてしまったり、逆に「最後までしなさい!」と厳しくすることもあるかもしれませんね。そんなときは無理にやらせるよりも「手伝って」と言えるようにしてあげましょう。この時期は意欲がぐんぐん育つ時期。完璧にできるよりも、手伝ってもらいながら最後までやり遂げて、達成感を味わうことが何よりも大切なのです。
「手伝って」は人生を助ける魔法の言葉。自分から言えるようにしてあげよう
できなくて困っていたら、「手伝ってあげようか?」と聞いてください。子どもは「手伝ってほしい時はこう言えばいいんだ」と理解できます。物事を最後までやり通すのはとても大事なことですが“ひとりで”しないといけないなんてことはありません。むしろ人に「手伝って」と言えることは自分の弱さをさらけ出す強さでもあります。将来の粘り強さや人と一緒に協力する力を養うためにも、ぜひ「手伝ってあげようか?」で人に助けを求めることを覚えてもらいましょう。
「手伝って」と言える人は実は本当は強い人。お互いに助け合って大きな輪を作ることができます。手伝ってもらって最後までやり遂げる喜びを経験させてあげましょうね。
むらたますみ
ライター歴8年。執筆したコラムは1000本を超える。著作「はなまるママがやっている実践子育て15のヒント」はAmazon電子書籍ランキング3部門1位を獲得。ママコミュニティ【言葉がけ育児】主宰。