1歳児がなんでも触る、やってみるのはやる気ぐんぐん育っている証拠
1歳を過ぎると行動範囲が広がり、目が離せないと思うお母さんは多いでしょう。ハイハイやよちよち歩きで動き回り、時にはお母さんがアッと驚くようなことをしでかす子もいます。ついつい子どもに「ダメ!」と言ってしまうことも。実は1歳は身の回りにあるものが何のために存在し、どんな役割を持っているのかを確かめる時期なのです。大人には無駄ないたずらに見える行為でも、子どもにとっては実験。小さな頭をフル回転させて物事の仕組みを考えているのです。
止めるのは危険な時だけ。あとはやらせて「できたね!」と言おう
「これは何?何に使うの?」という好奇心で実験を繰り返すことがやる気と集中力を養います。危険な時以外はできるだけ止めずに、思う存分実験させてあげましょう。とはいえ何でもやらせる訳にもいきませんね。危険な時は「ダメ!」ではなく「痛いよ!」など、具体的な言葉で短く話してください。端的な言葉で話すと、子どもも意味を理解できます。危険なこと以外は「できたね」と認めてあげましょう。お母さんに認めてもらうと、子どものやる気がぐんぐん育つでしょう。
子どもがすることには必ず意味があり、全てが成長の大切な過程です。危険な時以外はできるだけ大らかな気持ちで見守ってあげてくださいね。
むらたますみ
ライター歴8年。執筆したコラムは1000本を超える。著作「はなまるママがやっている実践子育て15のヒント」はAmazon電子書籍ランキング3部門1位を獲得。ママコミュニティ【言葉がけ育児】主宰。