園では優等生、家ではワガママ大魔王!「頑張ってるね」が効果大

家と園で態度が違いすぎる!大丈夫。社会性が育ち始めた証拠です

4歳くらいになると、突然ワガママがひどくなる子がいます。泣いて喚いて要求を通そうとしたり、叱られると余計に反抗したり。お母さんは急な態度の変化に戸惑うことでしょう。心配で園での様子を先生に聞くと「いつもいい子で助かってます」「みんなのお手本なんですよ」と称賛の言葉が。お母さんからしたら「それ本当にうちの子?」と思う程、子どもの態度が園と家とで違うことも多いのです。

「頑張ってね」ではなく「頑張ってるね」が子どもの落ち着きにつながる

実は4歳は、頑張ろうという気持ちが芽生える時期。自分を律することを覚えていきます。ですがまだまだ4歳。この気持ちが強い子ほど園での緊張が強く、家に帰ってからの反動が大きくなるのです。改善するには、問題が起こったときに叱るより、毎日の習慣として「頑張ってるね」と声をかけるのが良いでしょう。お母さんがちゃんと分かっていることが伝われば、子どもの心は段々と落ち着いてきます。お母さんの応援でいろんなことに積極的に取り組めるようになるでしょう。

園でできることは家でもしてほしいのが本音。でも子どもはすでに頑張っています。安心できる「頑張ってるね」の声掛けを、ぜひ習慣にしてくださいね。

むらたますみ

ライター歴8年。執筆したコラムは1000本を超える。著作「はなまるママがやっている実践子育て15のヒント」はAmazon電子書籍ランキング3部門1位を獲得。ママコミュニティ【言葉がけ育児】主宰。