頑張るほどに増える家事。お母さんが少しサボって、家族を巻き込むのが吉
家事に仕事に子育てに頑張っているお母さん。子どもや家族のためという気持ちが原動力になっていることでしょう。 実はお母さんが頑張るほどに、家事はどんどんお母さんの仕事となり、 子どもにとってもお母さんがして当たり前になっていきます。 洗濯物を畳むのも食卓の片づけもお母さんの仕事。自分には関係ない、と思うようになるのです。子どもが自主的に家族の役割としてのお手伝いをするようになってほしければ、まずはお母さんが少しサボってみるのがおすすめ。
ポイントは「手伝って」。お母さんを助ける気持ちが役割の自覚につながる
「時間がないから手伝って」「お母さんがご飯作る間に洗濯物を畳んでね」など、どんどん子どもにお願いしてみましょう。最初は教えてあげることが必要ですが、家族としての役割だと認識するようになれば自分で動くようになります。お母さんが少し楽をすることで、子どもの自主性が育っていくのです。 まずは堂々とお願いすること。そして手伝ってくれたら「ありがとう、助かったわ」と伝えましょう。子どもに「お母さんの役にたてた」という喜びと自信を与え、自己肯定感を高めます。
頼るのは信頼の証。お母さんの役に立てた経験が子どもの自立心と思いやりの心を育てます。お母さんの役目に縛られず、どんどん子どもにお願いしてくださいね!
むらたますみ
ライター歴8年。執筆したコラムは1000本を超える。著作「はなまるママがやっている実践子育て15のヒント」はAmazon電子書籍ランキング3部門1位を獲得。ママコミュニティ【言葉がけ育児】主宰。